貴ノ岩 申し合い再開、頭から行った 貴親方出否は「何とも」

[ 2018年3月8日 05:30 ]

11日初日大相撲春場所

貴ノ岩
Photo By スポニチ

 暴行の後遺症などの影響で実戦的稽古を控えていた十両・貴ノ岩(28=貴乃花部屋)が7日、大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け、京都府宇治市の同部屋で申し合いを再開した。出稽古に来た十両・隆の勝と弟弟子の貴公俊を相手に6勝2敗。左上手を取っての寄りを中心に、最後の立ち合いは頭からぶつかった。

 師匠の貴乃花親方(元横綱)は、「本人も(申し合いを)やりたい、ということだった。内容は悪くなかった。焦ることなくやらせないといけない、ということを考えた」と経緯を説明した。一方で出場可否に関しては「なんとも言えない。15日間とることを考えないといけない」と、期限としていた8日の状態も含めて慎重に判断する姿勢だ。

 貴ノ岩は昨年10月に巡業先の鳥取市内の酒席で元横綱・日馬富士に暴行を受け、昨年11月の九州場所から2場所連続全休。通常なら幕下転落が確実だったが、特別措置で春場所も十両にとどまった。

続きを表示

2018年3月8日のニュース