小平 総合連覇へ「五輪の輝き見せる」3日開幕世界スプリント

[ 2018年3月3日 05:30 ]

スピードスケート世界スプリント選手権を前に調整する小平
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 スピードスケートの世界スプリント選手権は3、4日に中国の長春で行われ、平昌五輪の女子500メートルで金、1000メートルで銀メダルに輝いた小平奈緒(31=相沢病院)が総合2連覇に挑む。2月26日に韓国から帰国し、同28日に中国入り。2日は会場のリンクで約40分間、スタートからの加速の動作などを確認した。疲労は抜けており「レース勘を取り戻し、しっかりと自分の滑りに挑戦する」と語った。日本での注目度に戸惑いつつも「五輪のときの輝きを見せられるような滑りをしたい」と頼もしかった。

 大会は500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って総合成績で争う方式で、昨季は日本女子初優勝を飾った。また、世界記録に挑戦するため3月中旬に出場を予定していた高地のカルガリーでの国際大会が中止となったことを受け、予定を変えて17、18日のW杯最終戦(ミンスク)に出ると表明。結城コーチを通じて「記録への挑戦の機会が失われたことは残念だが、気持ちを切り替え、今季を締めくくれたら」とのコメントを発表した。

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2018年3月3日のニュース