負傷者続出のサンウルブズ 開幕2連敗

[ 2018年3月3日 15:27 ]

<サンウルブズ・レベルズ>後半、強烈なタックルを受け、ノックオンするサンウルブズ・中村
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 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは3日、東京・秩父宮ラグビー場でレベルズ(オーストラリア)と対戦し、17―37で敗れた。今季通算成績は2試合2敗、勝ち点は1のまま。

 試合は序盤から大荒れだった。前半20分までにSOパーカー、CTBラファエレ、WTB山田が次々と負傷交代。バックスのリザーブはSH田中を含む3人しかいないため、山田の代わりに本来はフランカーの徳永をあてる急場しのぎを強いられた。

 セットプレーでも劣勢を強いられ、ラインアウトはことごとくターンオーバーされる苦しい展開に。それでも0―10の前半25分にCTB中村のPGで3点を返すと、同34分にはWTBからCTBにポジションチェンジしたトゥポウがハーフウェーライン付近でのインターセプトから独走トライを奪い、ゴールも決まって10―10の同点として折り返した。

 ただ、後半は開始2分にPGで勝ち越されると、その後は同11分までに立て続けに3トライを奪われ勝負あり。昨季は1勝しか挙げられずリーグ全体最下位に沈んだものの、大幅な戦力増強に成功したレベルズに完敗を喫した。

 サンウルブズは次戦10日のシャークス戦(南アフリカ・ダーバン)で、今季初勝利を目指す。

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2018年3月3日のニュース