栃ノ心 精力的稽古、碧山圧倒に手応え「上がってきている」

[ 2018年3月3日 05:30 ]

11日初日大相撲春場所

 ぶつかり稽古で胸を出す栃ノ心
Photo By 共同

 初場所で平幕優勝を果たした関脇・栃ノ心(30=春日野部屋)が精力的な稽古を続けている。2日は大阪府交野市の春日野部屋で再入幕の碧山と18番取って圧倒。ぶつかり稽古では平幕・栃煌山を鬼気迫る表情で押すなど、懸命に自らを追い込んだ。「いい稽古をやらないと。少しずつ(状態は)上がってきている」と春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて手応えを口にした。

 稽古後は、古傷の右膝をアイシングしてケアに努めた。多忙な日々が続いた初場所後も体を鍛え、大阪入り後も充実の時間を過ごせているようで「調子は悪くない」とうなずいた。「こうやって毎日やっていけば、今場所につながる。いい稽古ができたら自信がつく」と穏やかな表情で意気込みを語った。

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2018年3月3日のニュース