卓球男子代表 中国に敗れ準優勝…張本、世界2位に完敗

[ 2018年2月27日 05:30 ]

卓球W杯団体戦 決勝   日本0―3中国 ( 2018年2月25日    ロンドン )

 表彰式で銀メダルを受け取った日本男子の(左から)張本智和、大島祐哉、上田仁、丹羽孝希
Photo By 共同

 初の決勝進出を果たした日本男子は決勝で中国に0―3で完敗し、準優勝に終わった。第1試合のダブルスは上田仁(協和発酵キリン)丹羽孝希(スヴェンソン)組が許キン、馬竜組に0―3で屈した。続くシングルスでは張本智和(エリートアカデミー)が樊振東にストレートで、丹羽は馬竜に1―3でそれぞれ敗れた。

 初めて立った決勝の舞台で男子の日本は中国の高い壁に阻まれた。世界ランク2位の樊振東にストレート負けした14歳の張本は「1点を取るのも本当に難しいと肌で感じた」と力の差を痛感した。強気に攻めたが、決定力の差は歴然で「一球一球の質の高さはレベルが違った」と肩を落とした。それでも過去最高の準優勝に、倉嶋監督は「選手層が厚くなってきたのは間違いない」と収穫を口にした。

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2018年2月27日のニュース