カー娘 藤沢は声かすれ「今思えばあっという間」本橋「まだまだ頑張れる」

[ 2018年2月26日 19:56 ]

平昌五輪日本選手団帰国会見 ( 2018年2月26日 )

<冬季五輪日本代表選手団帰国会見>笑顔の(左から)吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月、本橋麻里
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 カーリングで日本史上初のメダルを獲得した女子チーム(LS北見)が、喜びいっぱいで帰国会見に臨んだ。

 スキップの藤沢五月(26)は「すみません。私、若干声がかれているですけど。何を言っているかおわかりでしょうか(笑い)。正直、行く直前まで地元にいたので、メディアの方のメダル予想にカーリングがなかったことに若干、くやしさもあり、注目されない分、気持ち的には楽にできるなと、競技に臨んだ。自分たちの夢を信じて戦ってきたし、今思えばあっという間だった」と振り返った。

 06年トリノ五輪出場から12年。チームの立ち上げにも携わった“マリリン”こと本橋麻里(31)はリザーブに回りながらも仲間を鼓舞し続け「この場にいられることを感謝したい。何よりもカーリングはチームスポーツなので隣に座っている4名には感謝したい。銅メダルは歴史的快挙だけど、頑張ったねという意味とまだまだ頑張れるよという意味がある。セミファイナル(準決勝)での韓国チームの最後の一投はやられたという気持ちと凄い感動を覚えた瞬間。あの一投を心に刻んで、ああいったすばらしいショットができるチームになっていかないと」。22年北京五輪を見据えていた。

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