陵侑V 師弟&兄弟対決連破、賞金100万円に「凄くうれしい」

[ 2018年2月26日 05:30 ]

ノルディックスキージャンプHBC杯 ( 2018年2月25日    北海道札幌市・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル )

HBC杯の賞金100万円のボードを手に笑顔の小林陵(中央)左は2位小林潤、右は3位葛西
Photo By スポニチ

 男子は平昌五輪代表の小林陵侑(21=土屋ホーム)が優勝した。予選上位8人が1対1のトーナメントで勝ち上がる国内唯一の大会。準決勝で葛西紀明(45=土屋ホーム)との師弟対決、決勝は兄・潤志郎(26=雪印メグミルク)との兄弟対決を連破。優勝賞金100万円を手に「凄くうれしい」と笑った。

 五輪では個人ノーマルヒル7位入賞を皮切りに、個人ラージヒル日本勢最高10位、団体戦はアンカーを務めた。大舞台で開花した21歳は、技術以上に「落ち着いて自分のジャンプに集中できるようになったのが大きい」。この日も予選の140メートルを皮切りに、決勝まで4本中3本がヒルサイズ越えだった。

 賞金100万円は「葛西さんとかお世話になった人がいるので、たくさんごちそうしたい」と恩返しを最優先する。成長一途の21歳は「(来月の)W杯で表彰台」と次の目標を見据えた。

続きを表示

2018年2月26日のニュース