羽生 優雅舞いで感動舞台締めくくり エキシビション「大トリ」登場

[ 2018年2月25日 11:35 ]

エキシビションに大トリで登場した羽生(AP)
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 平昌五輪最終日の25日、閉会式に先立ち、フィギュアスケートのエキシビションが江陵アイスアリーナで行われ、男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が最終25番目に登場。フランス人・サンサーンス作曲の「白鳥」を基にした「ノッテ・ステラータ(星降る夜」を優雅に、そして力強く舞った。

 前方に跳び上がってから遅れて体を1回転半させるディレードアクセルトリプルアクセルを披露。演技後は大歓声に包まれながら観客に向かい「ありがとうございました」と感謝の言葉を繰り返した。

 「(4年前の)ホワイトレジェンド(白鳥の湖)は震災の頃の自分を重ねたものになった。今回は震災から立ち直って、皆さんが少しでも元気に明るくなる演技ができたらいい」と語っていた羽生。昨季から使用する曲への思いを自身の滑りに込め、偉業を達成した感動の夢舞台を締めくくった。

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