英国、第10エンドでショット決まらず落胆「もう数センチ…」

[ 2018年2月25日 05:30 ]

平昌冬季五輪 カーリング女子3位決定戦   英国3―5日本 ( 2018年2月24日 )

<平昌冬季五輪・カーリング3位決定戦 日本×英国>第4エンド、英国チームのストーンを見つめる藤沢五月(中)
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 英国は第10エンドの最後にスキップのミュアヘッドのショットがわずかに決まらず敗戦が決まった。前回ソチ五輪に続く銅メダル獲得を逃し「もう数センチ曲がっていたら、私たちの首にメダルがかかっていた」と落胆を隠せなかった。終盤まで緊迫した展開が続いた。平昌を目指した数年をふり返り「長い長い旅だった。一生懸命練習し、全てをささげてきた。前回は銅メダルを獲ったのに何も手にせず去るのはつらい」と悲嘆にくれた。

 ≪英BBCも驚き≫日本と英国による3位決定戦は、英国でも大きな注目を集めた。英国の最後のショットで日本の銅メダルが決まった瞬間、試合を中継した英BBC放送のアナウンサーらは「信じられない結末。(英国にとって)大きな失望だ」と落胆をあらわにした。BBCの解説者は、試合中に笑顔を何度も見せる日本の選手たちについて「シリアスな状況を楽しんでいるようだ」と驚きを持って伝え、日本の司令塔、藤沢五月を「素晴らしいショットの精度を持った選手」と称賛した。

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2018年2月25日のニュース