勝利の行方は?技のザギトワ、魅せるメドベージェワ ハイレベルな頂上決戦

[ 2018年2月23日 09:30 ]

女子フリー、ザギトワの演技(AP)
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 フィギュアスケートの女子フリーは23日、江陵アイスアリーナで行われる。ショートプログラムでSP首位アリーナ・ザギトワ(15=個人参加のロシア選手)から6位のカロリナ・コストナー(31=イタリア)まで70点以上をマークするなど、ハイレベルな争いとなっている。

 日本の宮原知子(19=関大)は75.94点で4位、坂本花織(17=シスメックス)も73.18点で5位と、メダルが十分に狙える位置にいる。

 しかし、それでも世界最高の82.92点を出した1位のザギトワ、81・61点の2位エフゲニア・メドベージェワ(18=個人参加のロシア選手)の優位は動かず、両者の金メダル争いも注目だ。

 ザギトワはSPと同じくフリーでもすべてのジャンプを基礎点が1・1倍となる演技後半に集中させる。高難度の3回転ルッツ―3回転ループの連続ジャンプなど、ジャンプの基礎点は実に50・71点。一方、メドベージェワは前半に3回転ジャンプを2つ組み込んでおり、ジャンプの基礎点は47・16点となる。これにステップ、スピンも加え、それぞれに出来栄え点が加わって技術点となるが、こちらはザギトワが上回りそうだ。

 一方、演技点ではメドベージェワが優位に立つ。曲の解釈、伸びのあるスケーティングなど世界女王の貫録を感じさせる滑りで、骨折からの復帰戦となった1月の欧州選手権の時でも5部門中4部門で1点満点を出した審判もいたほどで、77・14点をマークした。ザギトワは、後半にジャンプが続くことから、やや忙しく見えてしまうところはあるものの、考えつくされた振り付けで平昌五輪の団体戦では75・02点を出している。

 世界選手権2連覇の女王・メドベージェワか、今シーズンシニアデビューながら負けなしのサギトワか…ミスひとつでメダルの色も変わる、五輪史上まれに見る頂上決戦となりそうだ。

【ザギトワの演技構成】数字は基礎点(合計66・01点)

コレオシークエンス 2・00

フライングキャメルスピン 3・20

ステップシークエンス 3・90

★3回転ルッツ―3回転ループ 12・21

★2回転半―3回転トーループ 8・36

★3回転フリップ―2回転トーループ―2回転ループ 9・24

レイバックスピン 2・70

★3回転ルッツ 6・60

★3回転サルコー 4・84

★3回転フリップ 5・83

★2回転半 3・63

チェンジフットコンビネーションスピン 3・50

★は後半のジャンプ=自己ベストは平昌五輪団体戦でマークした158.08点

【メドベージェワの演技構成】数字は基礎点(合計62・76点)

3回転フリップ 5・30

3回転ルッツ 6・00

フライングチェンジフットコンビネーションスピン 3・50

ステップシークエンス 3・90

★3回転フリップ―3回転トーループ 10・56

★3回転ループ 5・61

★2回転半―2回転トーループ―2回転トーループ 6・49

★3回転サルコー―3回転トーループ 9・57

★2回転半 3・63

コレオシークエンス 2・00

チェンジフットコンビネーションスピン 3・50

レイバックスピン 2・70

★は後半のジャンプ=自己ベストは17年の国別対抗戦でマークした160.46点

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