羽生、25日エキシビジョン大トリ 閉会式には「出るつもり」

[ 2018年2月23日 05:30 ]

平昌冬季五輪

リラックスした表情で練習する羽生結弦
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 フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)は江陵アイスアリーナのサブリンクで、25日のエキシビションに向けた練習に参加した。お遊びでショートトラックのレースをして、転倒。壁に激突する場面もあったが、終始リラックスムードだった。

 「ちょっとやる気になったかなと思ってます」と精力的にジャンプを跳んだ。前日から再開した練習では1回転半や3回転半を大きく跳ぶことを意識している。目標に掲げるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)習得へ向けて「どこが一番跳びやすいか改造している。大きく跳んで軸をつくることを心掛けている」と既に準備が始まっている。

 今も痛み止めを飲んで練習しているが、エキシビションでは大トリを務めることが判明。昨季から使用する「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を滑る。3月の世界選手権(21日開幕、ミラノ)については「未定です」と言葉を濁した。25日の閉会式には「出るつもりです」と参加の意向だ。「(旗手は)そのつもりはないです。静かに楽しみたい」と他競技の選手や海外の選手との交流を楽しみにしていた。

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2018年2月23日のニュース