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暁斗「金メダルは遠かった」前半ジャンプ首位も距離混戦…5位

平昌冬季五輪 ノルディック複合個人ラージヒル ( 2018年2月20日 )

ゴールし倒れこむ渡部暁斗(右)と金メダルを獲得し雪にキスをするヨハネス・ルゼック
Photo By スポニチ

 個人ラージヒルで渡部暁斗(29=北野建設)はまさかの5位に終わった。前半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)で134メートルを飛んで首位に立ったが、後半距離(10キロ)で失速し、ドイツ勢に屈した。個人ノーマルヒルで2大会連続銀メダルだったエースは最終種目となる22日の団体戦で悲願の金メダルに再び挑戦する。永井秀昭(岐阜日野自動車)は12位、山元豪(ダイチ)は16位、渡部善斗(北野建設)は20位だった。

 力を出し尽くした渡部暁は、ゴール後、そのまま倒れ込んだ。前半飛躍で首位に立ち、レースを引っ張ったが、6キロ手前で力のあるドイツ勢に追いつかれると厳しい展開に。残り1・5キロ付近で「金メダルを獲るには予想外のことをしないといけない」と仕掛けた。

 だが、残り1キロ付近。「限界にきていた」。他の選手と接触してバランスを崩すと、前を行く選手の背中を追い掛ける余力はなかった。「展開としては最悪。前半飛ばしすぎて残っていなかった。(バランスを崩さなくても)結果はあまり変わらなかったと思う」と潔く負けを認めた。

 シルバーコレクターと呼ばれてきた。W杯個人総合2位が3度。14年ソチ五輪に続き、今大会も個人ノーマルヒル銀メダル。前半飛躍でライバル・フレンツェルに24秒差をつけ、頂点のチャンスを迎えたかに見えたが「金メダルは遠かった。頂上は見えているけど、登り方が分からない。これからどうしようかな、というところもある」と力なく話した。

 今季はジャンプに力を入れ、前半飛躍でリードし、後半距離で逃げ切る勝利の方程式を確立。W杯はすでにシーズン自己最多の5勝。相撲の四股やヨガ…。多種多様な練習を取り入れるのには、ある考えがある。自分が科学よりも先を行く。「科学的にやるというのは、誰かがやったことを科学者が研究して出た結論。それを待っていたら2歩くらい遅れる」。先を歩まないとトップにはなれない。“雪上の哲学者”は「コンバイン道」を突き詰めてきたが、個人金メダルの夢は消えた。

 残るは団体戦。「いいレースを見せられなかった。もう一本いいジャンプをして、団体戦ではいい走りをしたい」。W杯個人総合首位に立つ日本のエースが、このまま終わるわけにはいかない。

[ 2018年2月21日 05:30 ]

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