ビッグエア決勝が22日に前倒し 悪天候を回避 メダル狙う藤森ら出場

[ 2018年2月20日 14:26 ]

平昌五輪スノーボード女子ビッグエア

女子ビッグエア予選を2位で通過した藤森由香(AP)
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 23日に予定されていたスノーボードの新種目、ビッグエア女子の決勝が強風予報のため、前倒しされ22日午前9時半から行われることになった。

 日本勢は4度目の五輪代表で予選を2位通過した藤森由香(31=アルビレックス新潟)、冬季五輪での日本女子最年少メダルの期待がかかる岩渕麗楽(16=キララクエストク)、ビッグエアを得意とする鬼塚雅(19=星野リゾート)の3選手が出場する。

 19日の予選後、前日練習で右腕を負傷した鬼塚は「2日あるのでその間に治せたらいい」、岩渕は「体のメンテナンスをしっかりして、コンディションを整えたい」などと話しており、前倒しが選手の成績に影響する可能性も。

 同スロープスタイルでは予選が強風のため中止となり、決勝一本勝負になった。決勝でも山から吹き下ろす強い風に泣いた選手は多く、鬼塚は19位で終戦。平昌は周囲の山々に風力発電施設が並ぶほど風の強い地域で、これまでも競技の延期や中断、中止などが相次いでいる。

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2018年2月20日のニュース