暁斗、悲願金へ前半飛躍で首位 ノーマルヒル連覇フレンツェルと24秒差

[ 2018年2月20日 20:06 ]

平昌冬季五輪 ノルディックスキー複合

<ノルディックスキー複合ラージヒル個人>前半のジャンプでトップに立った渡部暁斗
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 個人ラージヒルが行われ、ノーマルヒルで逃した金メダル獲得に挑戦する渡部暁斗(29=北野建設)は前半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)でトップにつけた。

 ノーマルヒルでは前半飛躍で3位につけ、後半距離で中盤までに先頭を捉えて優勝争いに加わったものの、五輪2連覇を果たしたエリック・フレンツェル(29=ドイツ)にゴール手前の上りで引き離され、2大会連続の銀メダルに終わった渡部暁。ラージヒルでは前半飛躍で134メートルを飛んで138・9点。4位のフレンツェルに24秒差をつけ、後半距離(10キロ)で逃げ切りを図る。

 他の日本勢は初出場の山元豪(23=ダイチ)が8位、永井秀昭(34=岐阜日野自動車)が13位、渡部善斗(26=北野建設)が20位から巻き返しを狙う。

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2018年2月20日のニュース