張本、初Vへ全勝宣言!羽生&小平から学んだ五輪金への道

[ 2018年2月20日 12:22 ]

ロンドンへの出発前、羽田空港で取材に応じる卓球男子の(右から)張本、大島、上田、丹羽
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 卓球のW杯団体戦(222〜25日、ロンドン)に出場する日本代表が20日、羽田空港発の航空機で出発した。1月の全日本選手権男子シングルスを史上最年少で制した張本智和(14=エリートアカデミー)は出発前に取材に応じ、「苦しい戦いになると思うけど、自分がしっかり全勝して“金メダル”を獲れるように頑張りたい」と初制覇に向けて気合を入れた。

 平昌五輪で金メダルを獲得した2人のアスリートから刺激を受けていた。フィギュアスケート男子シングル2連覇の羽生と、スピードスケート女子500メートル初制覇の小平。「羽生選手はケガをしたり、小平選手も今まで結果が出なかったり、苦しいことがあった2人だと思う。それを乗り越えた。自分もこれから自分の目の前にある困難をしっかり乗り越えたら、金メダルとかも見えるのかなと思う」。華々しい結果の裏にある2人の努力に思いを馳せ、頂点までの道を描いた。

 同じ宮城県仙台市の出身ということもあり、羽生の演技には特に注目していた。「ケガ明けで難しい中、金メダルを宣言してしっかり獲った。ジャンプでも難しいところをしっかり耐えていた。そういうところに自分も感動した。次は自分が世界で活躍できるように頑張りたい」。20年東京五輪団体戦と同じ方式で行われるW杯。日本の天才少年が、世界のトップへけん引する。

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2018年2月20日のニュース