小平 李相花との友情「私が駄目だった時に一緒に泣いてくれた」

[ 2018年2月20日 05:30 ]

平昌冬季五輪 スピードスケート女子500メートル

偉業達成から一夜明けた小平は、1000メートルの銀メダルとJOC公式グッズを手に「ナンバー1」ポーズ
Photo By スポニチ

 【小平に聞く】 ――選手団の主将が金を獲れないジンクスを破った。

 「主将は金メダルを獲れないという話も聞こえていた。正直あまり引き受けたくないなと思った。結城コーチから“今の奈緒にしかできない役目”と説得され、将来に生きてくる想像ができた。覚悟を持って引き受けた」

 ――金メダルの授与式はレース2日後の20日。

 「メダルを獲ってどういう人生を生きていくかが大事。戦ってきた証だし、支えていただいた証。早く皆さんに見てもらいたい」

 ――(韓国の3連覇を狙った)李相花への思いは?

 「私が駄目だった時に、1人で泣いていたら優勝した彼女が一緒に泣いたりもしてくれた。恩返し、友情、絆は深まったと思う」

 ――日本に帰って何がしたい?

 「日本に帰って解団式を終えて、すぐ中国の世界スプリントに行く。ゆっくりはできないが、まずは家族とゆっくり話をしたい」

続きを表示

2018年2月20日のニュース