小平「自信あった」ジンクス破る冬季五輪初の日本代表主将金メダル

[ 2018年2月18日 22:15 ]

平昌冬季五輪 スピードスケート女子500メートル ( 2018年2月18日 )

<スピード女子500メートル>五輪新で優勝し、日の丸を持って歓声に応える小平
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 小平奈緒(31=相沢病院)が36秒94で五輪新記録をマークし、冬季五輪での日本代表主将で初となる金メダルを獲得した。

 これまで冬季五輪で日本選手団の主将となった選手は、60年スコーバレー大会のアルペンスキー・猪谷千春をはじめ15人が就任しているが、主将となった選手が金メダルを獲得したことが1度もなく、前回のソチ大会での葛西紀明のジャンプ個人のラージヒルでの銀メダルが最高順位。メダル獲得も葛西を含め2例だけと結果を残せていなかった。

 また、夏季五輪でも16年リオ五輪で主将を務めた吉田沙保里がレスリング・フリースタイル女子53kg級銀メダルを獲得したが、これが92年バルセロナ五輪の柔道の古賀稔彦(金メダル)以来6大会ぶりのメダル獲得だった。

 そんなジンクスを打ち破っての価値ある金メダル。小平は「主将を任された時には周りから『ジンクスがある』とか『金メダルは獲れない』って言われたりもしたんですけど、私は絶対、500メートルは自信があるって強い気持ちがあったので、きょうはそれを示すことが出来てよかったです」と胸を張った。

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2018年2月18日のニュース