葛西 公式練習で大飛躍!全体5番目で男子個人LHメンバーに

[ 2018年2月16日 05:30 ]

平昌冬季五輪 ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル公式練習 ( 2018年2月15日    ヒルサイズ=HS142メートル )

<平昌冬季五輪・スキー男子ジャンプ ラージヒル前日公式練習>本番の舞台を飛ぶ葛西紀明
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS142メートル)は16日に予選が行われる。冬季五輪史上最多8度目出場の45歳、葛西紀明(土屋ホーム)は15日の公式練習で2回目に138メートルを飛び、出場メンバーに選ばれた。葛西のほか竹内択(30=北野建設)小林潤志郎(26=雪印メグミルク)小林陵侑(21=土屋ホーム)の4人が出場。伊東大貴(32=雪印メグミルク)がメンバーから外れた。

 前日の公式練習を飛ばなかった葛西は、この日初めて平昌のラージヒルを飛んだ。2回目に日本勢トップの138メートルを飛び、全体では5番。3回目も133メートルにまとめ、日本の出場選手に選ばれた。

 「(2回目は)3本の中で一番手応えがあった。イメージが湧いた。少しずつ良くなっている」と笑み。大きなジャンプ台は得意なレジェンドは、着実に調子を上げてきた。

 12日のジャンプ女子で愛弟子の伊藤有希(23=土屋ホーム、)は、まさかの9位。翌日、宿舎で一足早いバレンタインのチョコレートを渡され、本人と話したという。伊藤は涙を流し、葛西は「こっちも泣きそうになった」。その悔しさを晴らすために、飛ぶ。

 葛西自身は最初の種目、個人ノーマルヒルで21位に終わったが、冬季五輪史上最多となる8度目の出場となり、歴史に名を残した。「そいつ(大記録)が邪魔をしていた。プレッシャーがあったが、これで吹っ切れる」と肩の荷が下りたことも、プラス要素だ。

 ベテランゆえの苦難もあった。全日本チームの首脳陣の中に「年寄りはいらない」という世代交代促進の意見もあり、30代後半になってからは何度かW杯メンバーから外されそうになった。当時は「誰にも負けない。強い気持ちで臨む」とそれをバネに自らを奮い立たせた。その先にあったのが、14年ソチ五輪の41歳での個人銀メダルだった。2大会連続のメダルを目指し、16日の予選を突破し、17日の決勝で世界にレジェンド健在を見せつける。

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