ロケッツが10連勝 前半戦最終戦でリーグ全体首位に浮上 ジャズも11連勝

[ 2018年2月15日 15:22 ]

19得点を挙げたロケッツのポール(AP)
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 NBAは14日に12試合を各地で行い、ロケッツは地元ヒューストンでキングスを100―91(前半55―45)で下して10連勝。今季成績は44勝13敗となり、ウォリアーズが敗れたために、球宴前の前半戦最終戦でリーグ全体の首位に躍り出た。

 得点部門1位のジェームズ・ハーデン(28)は28得点、9リバウンド、9アシストをマーク。同じガードのクリス・ポール(32)も19得点と7アシストを稼いでチームを勝利に導いた。

 なおロケッツはこの日、ジャズからキングスにトレードで移籍後、解雇されていたベテランのジョー・ジョンソン(36)と契約。同選手は今季7・3得点だが、3点シュートの成功率は42・0%とハイアベレージをキープしており、ロケッツに実績のあるシューターがさらに“一枚”加わった。

 低迷するキングスは18勝39敗。ここ4戦では3敗目を喫した。

 好調ジャズは地元ソルトレイクシティーでサンズを107―97(前半50―41)で振り切って30勝28敗。主戦ガードのリッキー・ルビオ(27歳)は股関節の故障で3試合連続で欠場したが、ドラフト全体13番目に指名された新人ガードのドノバン・ミッチェル(21)が24得点をマークし、チームの11連勝に貢献した。

 この日はフロリダ州の高校で銃の乱射事件が発生。ミッチェルはシューズに「END GUN VIOLENCE(銃による暴力を終わらせよう)」と記して試合に臨んでいた。

 サンズは18勝41敗。5試合ぶりに戦列に復帰したデビン・ブッカー(21歳)が28得点を稼いだが、チームは7連敗となった。

 東地区全体首位のラプターズは敵地シカゴでブルズに122―98(前半61―49)で勝って7連勝で41勝16敗。クリッパーズに敗れた2位セルティクスに2ゲーム差をつけて前半戦を折り返した。

 ブルズは20勝37敗。このカードは今季4戦全敗となった。

 ウォリアーズは敵地ポートランドでトレイルブレイザーズに117―123(前半51―63)で敗れて44勝14敗。ケビン・デュラント(29)が今季自己最多の50得点(50得点以上は通算5回目)をマークしたがチームの連勝は3で止まった。

 トレイルブレイザーズは32勝26敗。ダミアン・リラード(27)が44得点を稼いでチームを引っ張った。リラードは前半戦最後の3試合で計133得点をマーク。チームは西地区全体6位で後半戦に突入する。

 なお15日(日本時間16日)には2試合が行われ球宴前の前半戦がすべて終了。オールスターゲームは18日にロサンゼルスで開催される。

 <その他の結果>

*ピストンズ(28勝29敗)104―98ホークス(18勝41敗)

ホーネッツ104―102*マジック(18勝39敗)

*76ers(30勝25敗)104―102ヒート(30勝28敗)

ウィザーズ(33勝24敗)118―113*ニックス(23勝36敗)

ペイサーズ(33勝25敗)108―103*ネッツ(19勝40敗)

サンダー(33勝26敗)121―114*グリズリーズ(18勝38敗)

*ペリカンズ(31勝26敗)139―117レイカーズ(23勝33敗)

クリッパーズ(30勝26敗)129―119*セルティクス(40勝19敗)

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