渡部暁斗が2大会連続の銀!後半距離で順位上げる ノルディック複合個人NH

[ 2018年2月14日 18:24 ]

平昌冬季五輪   ノルディックスキー複合個人ノーマルヒル ( 2018年2月14日 )

表彰台で右手をあげ、歓声に応える渡部暁斗(AP)
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 平昌五輪は14日、ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルが行われ、前半飛躍で3位だった渡部暁斗(29=北野建設)は後半距離(10キロ)で順位を上げ、2大会連続の銀メダルを獲得した。

 前半飛躍は105・5メートルを飛び、123・7点の28秒差で後半距離を迎えた。1周2・5キロの4周コース。「ベストを尽くして金メダルを獲れるよう、どんな展開になっても臨機応変に対応したい」と語っていたように、巧みなレース運びを見せた。1周目からレーアル(オーストリア)、リーベル(ノルウェー)、フレンツェル(ドイツ)らと先頭集団を構成。ラスト4周目途中でフレンツェルと抜け出し、2人の金メダル争いに。最後の上り坂でフレンツェルのスパートに屈したが、堂々の銀メダルとなった。

 前半飛躍5位のフレンツェルが得意の距離で地力を見せ、2大会連続の金メダルを獲得した。

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