栃ノ心 初優勝は「うれしい疲れ」ジョージア大統領から勲章授与へ

[ 2018年2月14日 18:10 ]

名誉観光大使のプレートを手にする栃ノ心                      
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 大相撲初場所でジョージア出身力士として初優勝を果たした西前頭3枚目の栃ノ心(30=春日野部屋)が14日、東京都千代田区の日本記者クラブで会見し、「(優勝は)初めての経験だから、ちょっと疲れた。うれしい疲れです」と改めて喜びを語った。

 会見には駐日ジョージア全権特命大使のレバン・ツィンツァゼ氏(48)も同席。同氏はジョージア政府に対し、栃ノ心を表彰するよう進言していたが、この日はギオルギ・マルグベラシビリ大統領(48)が勲章を授与することになったことを明かした。日本の国民栄誉賞にあたる「プレジデント・オーダー・オブ・エクセレンツ」ではないというが、同氏は「類いまれな業績に対して勲章が与えられる。そういう意味では、日本の国民栄誉賞に匹敵する」と説明した。栃ノ心は日本とジョージアの友好に貢献したとして、臥牙丸とともに昨年、名誉観光大使に就任。この日はその証書が手渡された。

 栃ノ心の活躍により、ジョージアでは相撲への関心が高まっているという。母国はサンボや柔道などが盛んだが、相撲の土俵はない。栃ノ心は「向こうに一つでもちゃんとした土俵をつくりたい。そこで、欧州大会や世界大会がやれたらうれしい」と希望した。これまでにもジョージアから角界入りしたいという若者がおり、栃ノ心の元には「今もメールが来ている」という。だが、相撲協会のルールで外国出身力士は1部屋1人までとなっており、多くの部屋が外国出身力士を抱えている。「(外国出身力士の枠が)空いている部屋があれば入れてほしいが…」と悩みも打ち明けていた。

 ツィンツァゼ氏からは大関、横綱への昇進を期待された。栃ノ心は「あまり期待されるとドキドキする」と苦笑い。関脇への返り咲きが確実な春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けては「もっと頑張らないと。もっと力をつけて、自分の相撲を取れるようにしたい」と更なる精進を誓っていた。

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