長洲演技に刺激も…坂本花織 悔しい5位「最初のジャンプ失敗で焦った」

[ 2018年2月12日 12:07 ]

平昌冬季五輪   フィギュアスケート団体・女子フリー ( 2018年2月12日 )

フリーの演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 平昌五輪は12日、フィギュアスケート団体の女子フリーが行われ、日本からは五輪初出場の坂本花織(17=シスメックス)が出場。5人中2番目に登場したが131・91点で、総合3位を争う米国の長洲未来(24)、イタリアのカロリナ・コストナー(31)の得点を上回れなかったため日本の5位が確定。日本の団体メダル獲得の可能性は消滅した。

 5人中5位に終わった坂本は「いつも通りの試合だと思って臨みましたが、どのジャンプも自分のジャンプではなくて悔しいです」と悔しがった。演技が終わると笑顔も見せたが「のびのびと滑ろうとやっていたので、その部分は良かった」と演技を振り返った。

 直前に米国の長洲が自己ベストを更新する滑りを見せ、「演技は見てないけど、歓声を聞いてすごい演技だろうなと思って、私も」と意気込んで臨んだが、「最初のジャンプを失敗して焦ってしまって、タイミングがどのジャンプもずれてしまった」。再び唇を噛みしめて「ジャンプをきれいに決めることができなかったので悔しいです」と無念そうな表情を浮かべた。

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