高木美帆 1500メートルで銀!個人種目では日本女子史上初も金にわずか0秒20差

[ 2018年2月12日 22:20 ]

平昌五輪スピードスケート女子1500メートル ( 2018年2月12日    江陵オーバル )

日の丸を持って観客にあいさつする高木美帆
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 平昌五輪は12日、スピードスケートの女子1500メートルが行われ、高木美帆(23=日体大助手)が1分54秒55をマークし、スピードスケートの個人種目では日本女子史上初となる銀メダルを獲得した。優勝は1分54秒35をマークしたイレイン・ブスト(31=オランダ)で、高木との差は、わずか0秒20差だった。

 小平奈緒(31=相沢病院)は1分56秒11で6位、菊池彩花(30=富士急)は1分58秒92で16位だった。

 高木美は10日の3000メートルで5位に終わったものの、1500メートルは今季ワールドカップ(W杯)4戦4勝と、最も得意とする種目。スピードスケートの日本女子は、10年バンクーバー五輪の団体追い抜き(穂積雅子、小平奈緒、田畑真紀)で銀メダル獲得しているものの、個人種目では銅が最高で史上初の快挙に。メダル獲得も98年長野五輪500メートルで銅メダルを獲得した岡崎朋美以来、20年ぶりとなった。

 かつて天才少女と呼ばれ、10年バンクーバー五輪でスピードスケート史上最年少となる15歳で代表入りも、14年ソチ五輪では代表入りを逃した23歳。挫折を乗り越え、3大会越しでメダル獲得の悲願を成就させた。

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