雅に神風?予選中止で決勝“一発勝負”に「イチかバチか」

[ 2018年2月12日 05:30 ]

平昌冬季五輪 スノーボード・スロープスタイル女子決勝 ( 2018年2月12日 )

女子スロープスタイルの予選が中止となり、会場を後にする鬼塚雅
Photo By 共同

 スノーボード・スロープスタイル女子の予選は強風のため中止になった。これにより、12日午前10時からの決勝は27選手全員が出場し、2本のランの最高点によってメダルを争う“一発勝負”となった。

 15年世界選手権優勝の鬼塚雅(19=星野リゾート)は中止を好機と捉える。この日は公式練習でフロント540(1回転半)などを飛ぶも「全然ダメだった」。思うようなジャンプができなかっただけに「ぶっつけ本番しかないと思っていた。中止になってよかった」と安どした。

 山から吹き下ろす厳しい風には「めちゃくちゃ強かった」とお手上げだったが、ある意味“神風”かもしれない。「決勝のルーティンは公開練習でやってなかった。イチかバチかでやるしかない」と意味深に語った。

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2018年2月12日のニュース