愛里咲、高さが…18位終戦 悔しさ押し殺し「楽しかった」

[ 2018年2月12日 05:30 ]

平昌冬季五輪 フリースタイルスキー・女子モーグル決勝 ( 2018年2月11日 )

決勝1本目を18位で終え2本目に進めなかった村田愛里咲
Photo By スポニチ

 フリースタイルスキーの女子モーグル決勝が11日に行われ、3大会連続出場の村田愛里咲(27=行学学園教)は20人による決勝1回目で70・77点の18位に終わり、敗退した。

 女子では唯一の代表として予選を9位で突破。決勝1回目は30秒51でゴールし両手を突き上げたが、得点が伸びなかった。女子では高難度のフルツイスト(伸身後方1回宙返り1回ひねり)を決めた第1エアで高さが出ず、その後の滑りにつなげられなかった。「公式練習ではうまくいっていたので悔しい」と最終結果を映し出すモニターを眺めるその肩は、小刻みに揺れていた。

 14年ソチ五輪は決勝直前の公式練習で左膝を負傷し棄権。戦線復帰には2年を要した。「平昌では自分の滑りをして、笑顔で終わりたい」と雪辱を期した舞台。思うような結果は出なかったものの「攻撃的に最後まで滑れた。楽しかった」と強気に振り返った。また、今後については「まだ考え中」と現役続行に含みを持たせた。

続きを表示

2018年2月12日のニュース