北朝鮮選手団が入村式 応援団が演奏、拍手も

[ 2018年2月8日 13:11 ]

 平昌冬季五輪でスケート競技などが行われる韓国東部、江陵の選手村で8日、北朝鮮選手団の入村式が行われた。選手団約30人に加え、応援団の女性ら約50人も参加、北朝鮮の曲を演奏して拍手を浴びた。韓国をはじめ各国の報道陣が詰め掛け、注目度の高さをうかがわせた。

 選手村側が韓国の若者らに人気のストリートダンスなどで歓迎した後、そろいの赤い帽子と上着に身を包んだ応援団の女性らが、北朝鮮の歌謡曲「パンガプスムニダ(うれしいです)」や民謡「アリラン」などを次々に披露。演奏時間は選手村側のパフォーマンスより長い15分超に及んだ。

 北朝鮮選手らは、選手村側のパフォーマンスに終始硬い表情だったが、応援団の演奏が始まった途端、笑顔で手拍子をしたり、手をつないで踊ったりした。

 北朝鮮は南北合同チームに参加するアイスホッケー女子のほか、フィギュアスケートのペアやスピードスケート・ショートトラック男子などの選手ら計40人超の選手団を派遣している。入村式には、フィギュアスケート・ペアのリョム・テオク選手も参加した。(共同)

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2018年2月8日のニュース