長野を超えろ! スポニチ平昌メダル予想は金5、銀6、銅6

[ 2018年2月8日 10:00 ]

スピードスケートの小平奈緒
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 平昌五輪開幕を翌日に控え、スポニチ五輪取材班が日本チームのメダル獲得数を予想した。金メダル5、銀メダル6、銅メダル6の計17個と、過去最高だった98年長野(金5、銀1、銅4)を超えるとしたが、もちろん、予想をさらに上回るような活躍を期待したい。

 平昌五輪での金メダル獲得数は、ズバリ5個だ。まず確実視するのがスピードスケートの2つ。女子500メートルの小平奈緒は国内外24連勝中。女子団体追い抜きは今季3戦連続で世界記録を更新するなど、ともに無敵の強さを誇る。

 最近の勢いを重視したのはノルディックスキー複合ラージヒル(LH)の渡部暁斗とスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢だ。渡部暁はW杯4連勝。ジャンプが好調で、前半のリードが大きくなるLHは特に期待大。平野も先月末のXゲームで史上初の連続4回転を決める圧巻のパフォーマンスで優勝しており、絶好調だ。

 もう1人はフィギュアスケート男子の羽生結弦だ。11月に右足首を負傷し、ぶっつけで本番に挑むが試合勘よりもコンディションを優先して、団体戦を回避。ぎりぎりの勝負を選んだ王者の覚悟が金メダルに結びつくのではないかと見ている。

 隠れメダル候補としたいのは2つ。ショートトラック男子のリレーはベテランと若手がかみ合っていて面白い。スノーボード・ビッグエア女子の16歳の岩渕麗楽はXゲームで2位に入るなど好調。ジャンプ女子の高梨沙羅は銅メダル予想としたが、金メダル圏内にいることは間違いない。予想メダル数は合計17個。10個だった98年長野を超えるメダルラッシュの予感がする。(平昌五輪取材班)

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