錦織 “想定外”の決勝進出 昨年ユニバ王者寄せ付けず完勝

[ 2018年2月4日 05:30 ]

テニス ダラス・チャレンジャー男子シングルス準決勝   錦織圭2-0荘吉生(台湾) ( 2018年2月1日    米テキサス州ダラス )

男子テニス下部ツアー シングルスで決勝に進出した錦織圭
Photo By 共同

 右手首故障からの復活を目指す世界ランキング27位の錦織圭(28=日清食品)は、シングルス準決勝で同234位の荘吉生(28=台湾)を6―4、6―4で下し、右手首故障から復帰2戦目で決勝に進出した。3日に優勝を懸け、同158位のマッケンジー・マクドナルド(22=米国)と対戦する。

 錦織が復帰2戦目で決勝に駒を進めた。昨年のユニバーシアード夏季大会王者に約1時間20分でストレート勝ち。「少しでも良くなっているのを感じられるのは、うれしい」と表情は明るかった。第1セットは4―4の第9ゲームで、第2セットは3―3からの第7ゲームでブレークに成功。課題の第1サーブの確率は第1セットが64%だったが第2セットが50%近くに落ち「まだ安定しないところもあり、修正点はある」と満足する様子はなかった。ツアー復帰に向けての準備段階だが、予期せぬ形で勝ち上がり「(右)手首の調子が先週よりはるかに良くなっている。それが一番いい証拠」とうなずいた。

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2018年2月4日のニュース