棄権の松山 左手に強い痛み「悪化させたら一生ゴルフできない怖さが…」

[ 2018年2月3日 08:44 ]

第2ラウンドのスタート前の練習で、顔をしかめる松山英樹
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 米男子ゴルフのフェニックス・オープンは2日、米アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデールで第2ラウンドが行われたが、大会3連覇を目指していた松山英樹(25=LEXUS)はスタート前に棄権した。

 松山は第1ラウンドを69で回り29位で発進したが、ラウンド中に左手に痛みを発症した。この日会場でショットの練習を行ったが、痛みが強いため出場を断念した。テレビ局のインタビューでは以下のように話した。

 ――痛みは?

 無理してやろうと思ったらできるかもしれないけど、やって(悪化させて)しまったら一生ゴルフできないんじゃないかという怖さはある。それくらい痛いので、やめた方が賢明かなと。

 ――痛いのは左親指の付け根?

 付け根じゃない。表現できないところが、このまま(プレーを)続けても意味がないくらい痛い。3連覇かかっていたけど、それ以上に痛みが勝ってしまった感じ。

 ――次の試合もあるし(4月の)マスターズもあるので大事を取ったのか?

 大事を取ってと言うよりは、プレーできないところまで行っているので。それをやった(プレーした)ところで結果は知れているし、プラス後々響いてくると思うので、それだったら痛みが強くなりすぎない、休めばすぐプレーができるくらいでやめておいた方がいいと思う。マスターズに向けて、次の試合はリビエラ(ジェネシス・オープン)だけど、それもどうしようか迷っているし、メキシコ(選手権)もスキップするかもしれない。ベイヒル(アーノルド・パーマー招待)くらいから出れたらなと。無理する必要もないと思うので、またそれに向けて頑張りたい。

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