日馬の功労金30%減額を決定、無免許運転の大砂嵐は自宅謹慎

[ 2018年2月2日 05:30 ]

日本相撲協会理事会 ( 2018年2月1日 )

会見する八角理事長(右)。左は鏡山理事
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 日本相撲協会は理事会で、貴ノ岩への暴行事件の責任をとって引退した元日馬富士に支払う功労金を、規定よりも30%減額して約3500万円(推定)を支払うことに決めた。別途、退職金が支払われる見込みだ。会見で尾車事業部長は、10年に泥酔暴行騒動の責任をとって引退した元朝青龍のケースなどを「参考にした」と説明した。元朝青龍は約2割減額の約1億2000万円(推定)が支給された。退職金は減額されず約3700万円が支払われた。

 無免許運転など道路交通法違反容疑で長野県警の聴取を受けた十両・大砂嵐は無期限自宅謹慎となった。協会の懲戒処分は、警察の捜査や検察の処分を待つことになった。また、若手行司へのセクハラ行為で3場所出場停止処分を受けた立行司の式守伊之助については「当事者間で示談が成立した」と発表した。

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2018年2月2日のニュース