伝統のブレディスロー杯 10・27史上2度目の日本開催

[ 2018年1月31日 15:30 ]

 日本ラグビー協会は31日、世界ランキング1位のニュージーランドと同4位のオーストラリアが対戦する伝統の定期戦「ブレディスロー杯」を、今年10月27日に横浜・日産スタジアムで開催すると正式発表した。同杯の日本開催は2009年10月31日に旧国立競技場で行われて以来、史上2度目となる。試合開始時間は後日発表となる。

 日産スタジアムは来年のワールドカップ(W杯)日本大会の決勝会場に決まっており、ニュージーランドにとっては1次リーグB組初戦の南アフリカ戦(9月21日)の試合会場でもある。さらに1週間後の11月3日には日本代表との対戦が東京・味の素スタジアムで控えており、秋のラグビーシーンを盛り上げるに相応しい世界最高峰の一戦となりそう。日本協会の岡村正会長も「常に世界のラグビー界をけん引してきた両チームが、戦いの舞台を日本に移し、熱戦・激闘を繰り広げてくれることを楽しみにしております」とのコメントを発表した。

 ブレディスロー杯は両国の定期戦に対し、ニュージーランド総督だったブレディスロー卿が優勝杯を寄贈し、以来定期戦の名称としても定着したもの。両国の対戦自体は20世紀初頭から行われているが、ブレディスロー杯は1931年が第1回だとする説と、32年だとする説などがある。

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2018年1月31日のニュース