カヌー薬物混入 鈴木を2月上旬にも書類送検へ

[ 2018年1月31日 12:03 ]

 カヌー・スプリントの薬物混入問題で、石川県警が、ライバル選手の飲み物に禁止薬物を入れたとして業務妨害の疑いで、鈴木康大選手(32)=福島県協会=を2月上旬にも書類送検する方針を固めたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。県警の任意の調べに対し、混入の事実を全面的に認めているという。

 捜査関係者によると鈴木選手は昨年9月、石川県小松市で開かれたカヌー・スプリント日本選手権で、小松正治選手(26)=愛媛県協会=の飲み物に筋肉増強剤メタンジエノンを混入し、小松選手の選手活動を妨害した疑いが持たれている。小松選手はドーピング検査で陽性反応が出て暫定的に資格停止となった。(共同)

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2018年1月31日のニュース