ロケッツのハーデンが60得点 トリプルダブル達成時の得点としては史上最多

[ 2018年1月31日 15:03 ]

マジック戦で60得点をマークしたロケッツのハーデン(AP)
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 NBAロケッツのジェームズ・ハーデン(28歳)が30日に地元ヒューストンで行われたマジック戦で60得点をマーク。1978年にカルビン・マーフィーが樹立したチーム最多得点記録(57)を40年ぶりに更新した。

 この日はクリス・ポール(32歳)とトレバー・アリーザ(32歳)の両先発が脚の故障で欠場し、先発したエリック・ゴードン(28歳)も第2Qに腰痛でダウン。ハーデンは自身最長となる46分26秒にわたってプレーし、4スティールも記録するなど好守両面で奮闘した。

 フィールドゴール(FG)は30本中19本、3点シュートは14本中5本、フリースローは18本中17本を成功。昨年11月5日のジャズ戦でマークした自己記録(56)も上回った。

 ハーデンは10リバウンドと11アシストも記録して今季3回目のトリプルダブルを達成。60得点以上でトリプルダブルをマークしたのはNBA史上初めてとなった。

 試合は114―107(前半54―55)で西地区全体2位のロケッツが勝って36勝13敗。ホームでは20勝6敗となり、ここ7戦では6勝目を飾った。

 マジックは3連敗を喫して14勝35敗。第4Qの残り3分36秒に107―107として食い下がったが、ここから無得点に終わって敗れ去った。

 ピストンズは地元デトロイトでキャバリアーズを125―114(前半59―63)で退けて23勝26敗。球宴に追加で選出されたセンターのアンドレ・ドラモンド(24歳)が21得点と22リバウンドを稼ぎ、連敗を8でくい止めた。

 東地区全体3位のキャバリアーズは29勝20敗。地元クリーブランドで行われた28日のこのカードでは121―104で勝っていたが、苦手のロード(今季11勝14敗)では星を落とした。

 球宴で主将を務めるレブロン・ジェームズ(33歳)は21得点、6リバウンド、7アシスト。球宴のリザーブに入っていたケビン・ラブ(29歳)は開始4分すぎに左手を骨折し、全治まで6〜8週間ほどかかる見込みとなった。

 なお3試合ぶりの出場となったドウェイン・ウェイド(36歳)は18得点をマーク。NBA15季目で通算得点は2万1800(958試合目)となり、ラリー・バード(元セルティクス=2万1791得点)を抜いて歴代32位に順位を上げた。

 リーグ全体首位のウォリアーズも敵地ソルトレイクシティーでジャズに99―129(前半56―69)で敗れて40勝11敗。クレイ・トンプソン(27歳)が27得点を稼いだものの、チームの連勝は3で止まった。

 ジャズは3連勝で22勝28敗。リッキー・ルビオ(27歳)が27得点と11アシストを挙げてチームを引っ張り、ここ5戦で4勝目をマークした。

 ウィザーズに敗れたサンダーの連勝は8でストップ。地元トロントでティンバーウルブスに勝ったラプターズは、ホームでのこのカードでは14年間不敗の14連勝を飾った。

 <その他の結果>

*ニックス(23勝28敗)111―95ネッツ(18勝33敗)

*ラプターズ(34勝15敗)109―104ティンバーウルブス(32勝22敗)

キングス(16勝34敗)114―103*ペリカンズ(27勝23敗)

*スパーズ(34勝19敗)106―104ナゲッツ(26勝25敗)

*ウィザーズ(28勝22敗)102―96サンダー(30勝21敗)

トレイルブレイザーズ(28勝22敗)104―96*クリッパーズ(25勝25敗)

 *はホーム

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