宮原 まさかの3位に涙止まらず「この大会に来てから、あまり自信がなくて…」

[ 2018年1月26日 22:42 ]

<フィギュアスケート四大陸選手権第3日>会見で涙が止まらない宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 宮原は「五輪前の最後の実戦なので、自信になる演技をしたい」と臨んだ今大会だったが、2季ぶりの優勝を逃した。

 浜田美栄コーチによると、1月上旬に左足甲の炎症が出て、ジャンプを跳ぶ際には痛みがあるという。この日のフリーではジャンプで2つの回転不足に加えて、最後から2つ目のジャンプ、3回転サルコーでも転倒。会見では「この大会に来てから、あまり自信がなくて、それが一番の原因かなと思う」と語り、涙を止めることができなかった。

 この大会までは4連覇中の全日本選手権だけでなく、2014年ソチ五輪シーズン後に出場したGPシリーズ、GPファイナル、四大陸選手権、世界選手権の主要国際大会で日本人選手のトップに立ち続けていた宮原。骨折からの故障明けとはいえ、平昌五輪前の最後の公式戦で悔しい結果となり「次は自信を持って試合に臨めるようにしたい」と必死で前を向いた。

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