スマイルジャパン“格上”ドイツに圧勝 運動量でスペース与えず

[ 2018年1月25日 05:30 ]

アイスホッケー国際親善試合   日本6―0ドイツ ( 2018年1月24日    東京・DyDoアリーナ )

第2ピリオド、相手と競り合う中村(右)
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 平昌五輪に出場する世界ランク9位の女子日本代表は、同7位で五輪に出場しないドイツに6―0で大勝した。第1ピリオド(P)にチーム最年長36歳のFW小野粧子(御影グレッズ)のゴールで先制すると得点を重ね、ディフェンスも機能して完封。あす26日にもドイツ、28、30日には世界8位のチェコと対戦する。

 夢舞台へ好イメージが湧く快勝だった。前日(23日)に来日したばかりでベストコンディションではなかったとはいえ、スマイルジャパンがドイツを6―0と圧倒。大沢主将は「自分たちのいいリズムで攻撃できた」と胸を張った。爆発したオフェンスはもちろんだが、ディフェンスも光った。運動量を生かした守備が機能し、ドイツのシュートをわずか3本に抑えた。

 「相手にスペースを与えない守りができていた」と山中監督も手応えを口にする。ドイツ、チェコと戦う国際壮行試合は残り3戦。「五輪前の大事な試合。ここで負けていたら、五輪で勝てない。勝ちきって五輪に行きたい」と大沢主将。自信を深めるために、勝利を重ねていく。

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2018年1月25日のニュース