鄭現、韓国勢初の4大大会4強!ストレートで全豪準々決勝突破

[ 2018年1月25日 05:30 ]

全豪オープンテニス第10日 ( 2018年1月24日    オーストラリア・メルボルン )

男子シングルスで準決勝進出を決めた鄭現
Photo By 共同

 男子シングルス準々決勝で世界ランキング58位の鄭現(チョン・ヒョン)(韓国)が世界97位のテニース・サンドグレン(米国)を6―4、7―6、6―3で下し、4大大会のシングルスで韓国勢初の準決勝に進んだ。鄭現は8強で韓国選手の最高成績を更新していた。車いすの部は、女子シングルス1回戦で2連覇を狙う上地結衣(エイベックス)がマリヨレン・バウス(オランダ)に勝利。男子シングルスは3年ぶりの優勝を目指す国枝慎吾(ユニクロ)が1回戦でゴードン・リード(英国)に勝って、ともに4強入りした。

 ノーシード同士の戦いは21歳の鄭現が26歳のサンドグレンを退け、韓国テニス界の歴史をさらに塗り替えた。4回戦で元世界1位のジョコビッチ(セルビア)を破った新星は「疲労はなかった。試合に集中することだけを考えた」。勢いそのままに4強へ駆け上がった。

 ジュニア時代は錦織が拠点を置く米フロリダ州のアカデミーで育った。「錦織はアジアの誇り。アジアの選手全員が彼に続こうと頑張っている」と話す。その日本のエースが3度はね返された全豪準々決勝の壁を初めての挑戦で越えた。

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2018年1月25日のニュース