希善龍 関取初の勝ち越しはまたしても来場所以降に

[ 2018年1月24日 15:42 ]

大相撲初場所11日目 ( 2018年1月24日    両国国技館 )

 「七転び八起き」はかなわなかった。西十両14枚目の希善龍(32=木瀬部屋)が隆の勝に押し出されて、負け越した。2013年夏場所で新十両。1場所で幕下に転落も、それ以来、7度の再十両を果たし、今場所が通算8度目の十両昇進場所。しかし関取として初の勝ち越しは、またしても来場所以降に持ち越された。

 古傷の左膝の状態が思わしくなく、苦しい相撲が続く。「完全に治ることはない。付き合いながらやっていくしかない。またしっかりやれるように土台を作っていきたい」。

 豪快な上手投げを得意とするベテラン。残る4日間へ「できるだけ出場はしたい。立ち合いで負けないようにしたい」と言い聞かせた。

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2018年1月24日のニュース