ペリカンズのカズンズが異色のトリプルダブルを達成 再延長でブルズに勝利

[ 2018年1月23日 15:04 ]

異色のトリプルダブルをマークしたペリカンズのカズンズ(AP)
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 NBAは22日に各地で9試合を行い、ペリカンズは地元ニューオーリンズでブルズを再延長の末に132―128(前半54―48、延長8―8、再延長10―6)で下して25勝21敗。第4Qの残り5分6秒で17点を追う展開となったが、ここから猛追して勝利を収めた。

 球宴先発が決まっているセンターのディマーカス・カズンズ(27歳)は52分出場して44得点、24リバウンド、10アシストをマーク。NBAで「40得点+20リバウンド+10アシスト以上」という条件でトリプルダブルを達成したのは、1972年のカリーム・アブドゥルジャバー以来、46年ぶりの出来事となった。

 同じく球宴で先発するフォワードのアンソニー・デービス(24歳)も34得点を稼いだが、最初の延長で6反則目を犯して退場。再延長ではカズンズが1人で7得点を記録して粘るブルズを振り切った。

 ペリカンズの延長戦はここ5試合で3回目だがすべて白星。ここ6戦では5勝目を挙げた。

 ブルズは18勝29敗。2点差を追って迎えた第4Qの残り0・3秒、この日15得点のジャスティン・ホリデー(28歳)が3本のフリースローを得たが、入れば“決勝点”となる最後の3本目を外して勝利を逃した。

 ジェイソン・キッド監督(44歳)が解任されたバックスは地元ミルウォーキーでサンズに109―105(前半53―53)で競り勝って24勝22敗。球宴先発が決まっているヤニス・アデトクンボ(23歳)は右膝の故障で2試合連続の欠場となったが、クリス・ミドルトン(26歳)が35得点、昨季の新人王に輝いたマルコム・ブログドン(25歳)が32得点をたたき出して苦境を乗り切った。

 低迷するサンズは17勝30敗。ここ5戦で4敗目を喫した。

 西地区全体2位のロケッツは地元ヒューストンで東地区全体4位のヒートを99―90(前半46―50)で退けて33勝12敗。ジェームズ・ハーデン(28歳)が28得点を稼いでチームの3連勝に貢献した。

 ヒートは27勝20敗。今季17・3得点をマークしている主力ガードのゴラン・ドラギッチ(31歳)は左膝の故障で2試合連続の欠場となった。

 <その他の結果>

*ホーネッツ(19勝26敗)112―107キングス(13勝33敗)

*ホークス(14勝32敗)104―90ジャズ(19勝28敗)

*グリズリーズ(17勝29敗)105―101 76ers(22勝21敗)

*マーベリクス(16勝31敗)98―75ウィザーズ(26勝21敗)

*ナゲッツ(24勝23敗)104―101トレイルブレイザーズ(25勝22敗)

ティンバーウルブス(31勝18敗)126―118*クリッパーズ(23勝23敗)

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