大坂、世界1位ハレプに完敗…杉山以来18年ぶり8強お預け…

[ 2018年1月23日 05:30 ]

全豪オープンテニス第8日 ( 2018年1月22日    オーストラリア・メルボルン )

第1シードのハレプに敗れた大坂
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 女子シングルス4回戦で大坂なおみ(日清食品)は世界ランキング1位の第1シード、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に3―6、2―6で敗れ、日本勢で2000年大会8強の杉山愛以来18年ぶりの準々決勝進出はならなかった。シングルスの日本勢は全て敗退した。男子ダブルス3回戦で国別対抗戦デビス杯の日本代表経験があるマクラクラン・ベンとヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)のペアは、日本勢で1965年大会8強の渡辺康二、石黒修組以来の準々決勝進出を果たした。

 4大大会初の4回戦は1時間19分で完敗。大坂はハレプに徹底的に研究され、武器のサーブを攻略された。「相手のプレーが素晴らしかった」と素直に力の差を認めた。

 サーブからの得点率が第1サーブでは59%、第2サーブでは35%といずれも相手を下回り「彼女は最高のリターンができる選手。重圧を受けたのかもしれない」と話した。ストロークの我慢比べも相手が上。第1セットは5度迎えたブレークの好機を逃し、第2セットも第2ゲームから4ゲーム連続で落とし、立て直すことができなかった。

 それでも20歳で初の4大大会16強入りを果たし、世界のトップに近づきつつある。「次の4大大会はもっといいプレーができると思う。自信はついた」と前向きに捉えた。

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2018年1月23日のニュース