張本、東京五輪会場で最年少V「この会場で金メダルを」

[ 2018年1月21日 17:24 ]

卓球全日本選手権最終日 ( 2018年1月21日    東京体育館 )

<男子シングルス決勝>ハリバウワーで自身を鼓舞する張本
Photo By スポニチ

 張本智和(14=エリートアカデミー)が男子シングルス決勝で水谷隼(28=木下グループ)を4―2で撃破。男女通じて史上最年少14歳208日での日本一を果たした。

【張本と一問一答】

 ――史上最年少での日本一を達成した気持ちは?

 「いままで卓球をやってきた中で最高の瞬間です」

 ――憧れの水谷を破っての優勝になった。

 「相手の方が経験値は上ですが“もっともっと”と思い切って攻めることができた結果が勝ちに繋がったと思います」

 ――第1ゲームから攻めの姿勢を見せていた。

 「準決勝までは消極的なプレーでしたが、決勝戦は失うものがないので思いっきりいきました。いままで卓球をやってきた中で1番か2番になるようないいプレーができました」

 ――途中、水谷に追い上げられる場面があったが。

 「あの場面から逆転されてもおかしくない相手ですので、1球1球気を引き締めてプレーしました」

 ――自身の強さの秘密は?

 「実力はついてきたと思うので、油断しないようにしています。メンタルが自分を支えているのではと思います」

 ――決勝が行われた東京体育館は2020年東京五輪の会場になる。五輪に向けて今後はどのようなプレーヤーになりたいか?

 「ここで優勝できたので、もっと成長スピードが早くなると思う。残り2年ぐらいしかありませんが、海外の強い選手と戦って強くなり、この会場で金メダルを2個とれるように頑張りたい」

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月21日のニュース