高梨沙羅4位 歴代単独最多54勝目持ち越し 自己ワースト8戦連続Vなし

[ 2018年1月19日 18:20 ]

高梨の1回目の飛躍
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、山形市のクラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で個人第7戦が行われ、ジャンプの男女を通じて歴代単独最多となる54勝目が懸かる高梨沙羅(21=クラレ)は93・5メートル、93メートルの合計216.0点で4位に終わった。優勝は合計260.9点のマレン・ルンビ(23=ノルウェー)。自身初の4連勝を飾った。

 昨年2月に男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(28=オーストリア)が持つジャンプW杯歴代最多勝記録に並んだが、直後のシーズン最終戦で2位に終わると、今季も前戦まで未勝利。前戦第6戦ではマレン・ルンビ(ノルウェー)に次いで、今季自己最高の2位。開幕からトップ2を独占してきた、ルンビとカタリナ・アルトハウス(ドイツ)の2強の一角を崩したが、それでも、アルトハウスが欠場した今大会では、またもルンビの壁を越えることができなかった。

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2018年1月19日のニュース