大坂、格上世界19位撃破!2年ぶり3回戦「勝つために来た」

[ 2018年1月19日 05:30 ]

全豪オープンテニス第4日 ( 2018年1月18日    オーストラリア・メルボルンパーク )

髪を振り乱しショットを放つ大坂
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 女子シングルス2回戦で世界ランキング72位の大坂なおみ(日清食品)が世界19位で第16シードのエレーナ・ベスニナ(ロシア)を7―6、6―2で破り、2年ぶりに3回戦に進んだ。08年大会優勝のマリア・シャラポワ(ロシア)も3回戦に進出。女子ダブルス1回戦では昨年4強の穂積絵莉(橋本総業)加藤未唯(佐川印刷)組と第11シードの青山修子(近藤乳業)楊ザオシャン(中国)組が勝った。男子シングルス2回戦は6度優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が順当勝ちした。

 真夏のメルボルンの気温は39度に達したが、大坂は「自宅のある米フロリダの方がもっと暑い」と問題にせず、格上のベスニナに打ち勝った。オフに厳しいトレーニングで体重を7キロも絞ったことでフットワークが軽く「大事な場面で集中力を高めることができた」と言った。

 第1セットのタイブレーク。3―4から2連続でサービスエースを奪って重圧をかけ、続く2ポイントも深い返球からミスを誘った。第2セットも試合巧者の31歳のベテランに隙を見せなかった。4大大会で6度目の2回戦突破となったが、過去5度は3回戦ではね返された。相手が地元のシード選手、バーティに決まり、観客席が大きいコートで行われる可能性が高い。日本のエースは「もちろん大きなスタジアムでやりたい。勝つためにここに来たから」と心待ちにした。

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2018年1月19日のニュース