キャバリアーズが薄氷の勝利 連敗を4でくい止める

[ 2018年1月19日 16:09 ]

3万得点まであと25点と迫ったキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBAは18日に各地で4試合を行い、東地区全体3位のキャバリアーズは地元クリーブランドで同最下位のマジックに大苦戦。最大23点差のリードを奪いながら、第4Qの残り31秒で102―103と1点を追う展開となった。

 それでもこの日チーム最多で今季自己最多の21得点を挙げたアイゼイア・トーマス(28歳)が残り11秒にフリースローを2本とも決めて再逆転。104―103(前半67―47)で振り切って連敗を4で止め、今季成績を27勝17敗とした。

 球宴で先発選手の選択権がある「主将」になることが決まったレブロン・ジェームズ(33歳)は34分の出場で16得点。「今、チームはもがき苦しんでいる。でも勝つことがすべて。それが一番必要なものだ」と神妙な表情で語っていた。

 マジックは13勝32敗。ガードのエルフリッド・ペイトン(23歳)が19得点と8アシストを稼いだが、逆転を狙って放った残り3秒でのシュートは阻止された。

 なおキャバリアーズでは足首の捻挫で戦列を離れていたデリック・ローズ(29歳)が昨年11月7日のバックス戦以来、約2カ月ぶりに復帰。この日は13分の出場で9得点を記録した。

 76ersは敵地ボストンで東地区全体首位のセルティクスに89―80(前半39―32)で勝って21勝20敗。ここ7戦で6勝目を挙げ、東地区全体8位に順位を上げた。

 球宴での先発出場が決まったセンターのジョエル・エンビード(23歳)は26得点と自己最多の16リバウンドをマーク。25日ぶりに“貯金1”とした。

 セルティクスは34勝12敗。左肩を痛めたカイリー・アービング(25歳)は欠場。チームは7連勝のあと連敗を喫した。

 得点部門1位ながら、左太腿を痛めて戦列を離れていたロケッツのジェームズ・ハーデン(28歳)はヒューストンで行われたティンバーウルブス戦で8試合ぶりに先発で復帰。26分の出場でフィールドゴール(FG)を15本放ったが成功は3本だけで、今季自己最少の10得点に終わった。

 それでもチームは116―98(前半63―50)で勝利を収めて31勝12敗。エリック・ゴードン(29歳)が7本の3点シュートなどで30得点をたたき出して、不調のハーデンの穴を埋めた。

 西地区全体4位のティンバーウルブスは5連勝のあと連敗。このカードはここ17戦15敗で、ヒュースンでは通算10連敗となった。

 <その他の結果>

*トレイルブレイザーズ(24勝21敗)100―86ペイサーズ(24勝21敗)

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