鶴竜どっしり!上位陣唯一全勝 警戒していた千代大龍寄り切り

[ 2018年1月19日 05:30 ]

大相撲初場所5日目 ( 2018年1月18日    東京・両国国技館 )

千代大龍(左)を寄り切り、全勝キープした鶴竜
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 鶴竜が盤石の相撲で5連勝とし、上位陣で唯一の勝ちっ放しになった。強烈なぶちかましを持つ千代大龍が相手。「立ち合いで一発があるから」と警戒したせいか、呼吸がしっかり合わないまま立ち合いが成立した。

 「待ったかなと思ったけど(行司の)“残った”の声が聞こえたから」。構わず左を差して右上手を引き、寄り切った。

 4場所連続休場し、今場所の成績次第で進退が懸かる立場から、優勝争いのトップランナーに変わった。白鵬が休場し、この日の支度部屋では、東の正位の定位置である奥座敷にも座った。その表情に硬さはない。

 館内では「鶴竜!」の声援も多くなり、鶴竜弁当が売り切れる売店も出始めた。人気、調子ともに本命らしくなってきた。

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2018年1月19日のニュース