もりみま組、混合複初V こちら五輪新種目“解散回避”日本一

[ 2018年1月19日 05:30 ]

卓球全日本選手権第4日 ( 2018年1月18日    東京体育館 )

優勝を決め喜ぶ伊藤(左)と森薗
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 試合を重ねるごとに息を合わせていった“もりみま”ペアが初の日本一。伊藤が「試合を重ねて自分たちの卓球ができて自信になった」と言えば、森薗は「協会推薦で出場して8強で負けると来年の推薦枠がもらえず、ペア解散になったかもしれない。ずっと組みたいと思っていたので、優勝できて良かった」と“離婚危機”の回避に胸をなで下ろした。

 準決勝では互いがダブルスで組む大島・早田ペアと対戦。伊藤は「若干やりづらい面があった」と振り返ったが、速い打点で打ち返して試合の主導権を握った。決勝は第3ゲームの1―6から7連続ポイントで逆転。最後までもつれたが、しっかりとストレートで決めた。

 混合ダブルスは20年東京五輪からの新種目。伊藤は「五輪よりも全日本に懸けた思いの方が強い」と言いながらも、「しっかり狙っていく」と照準を定めた。互いを「美誠」「森薗君」と呼び合う5歳差ペア。2年後へ力強いスタートを切った。

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2018年1月19日のニュース