V10目指す水谷 張本にオトナの壁示す

[ 2018年1月18日 19:13 ]

卓球全日本選手権第4日 ( 2018年1月18日    東京体育館 )

サーブを放つ水谷
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 男子シングルス4回戦が初戦となった水谷隼(28=木下グループ)が、宮沢僚太(JA十日町)を11―6、11―2、11―8、11―5のストレートで下し、5年連続10度目の優勝へ好発進を決めた。

 今大会に向け、カットマンを想定した練習をしてこなかったという水谷は「一度も練習したことがなく不安があったが、ゲームが進むに連れていいプレーができました」と余裕の表情。10度目の日本一へ向け「優勝したい気持ちが強いのでプレッシャーはあるんですけど、自分ならできると信じています」と自分に言い聞かせるように語った。

 お昼頃に行われたジュニアの男子シングルスでは、張本智和(エリートアカデミー)が水谷以来となる中学2年生で優勝。「彼の実力なら優勝するだろうと思っていた。一般でも優勝する力を持っていると思う。彼自身、ジュニアで優勝しても満足していないと思う」と高く評価した。お互いに勝ち上がれば、対戦は決勝になるが「一般(の部)にはまだ壁があるぞというところを見せたいと思う」とニヤリ。ちょうど半分の年齢の“ライバル”に宣戦布告した。

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2018年1月18日のニュース