カヌー鈴木、小松は「一番好きな仲間」謝罪の手紙で明かす

[ 2018年1月18日 05:45 ]

カヌーの日本選手権で小松の飲み物に禁止薬物を混入させた鈴木
Photo By 共同

 昨年9月のカヌーのスプリント日本選手権でライバルの飲み物に禁止薬物を混入させた鈴木康大(32=福島県協会)が、被害者の小松正治(25=愛媛県協会)に宛てた謝罪の手紙で、小松のことを「一番好きな仲間」と考えていたと打ち明け、自身の裏切り行為は「どんなに謝罪しても許されることではない」とつづっていたことが関係者への取材で分かった。

 鈴木はドーピング検査で陽性反応が出た小松から、10月20日に電話で相談を受けた。手紙で「その時、事の重大さに気付き、その日の夜からすべてを打ち明けようと何度も考えました」と告白。だが、自分の家族のことを考えるとなかなか言い出せなかったという。「いかなる処罰も受ける覚悟でいます」とし競技から一切身を引くこともしるしている。

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2018年1月18日のニュース