渡部兄弟の日本A6位、距離で順位落とす W杯複合団体第2戦

[ 2018年1月14日 01:09 ]

スキーW杯複合団体第2戦スプリントの後半距離で力走する渡部暁斗(右)
Photo By 共同

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は13日、イタリアのバルディフィエメで団体第2戦スプリントが行われ、渡部善斗、渡部暁斗(ともに北野建設)の日本Aは6位だった。

 前半飛躍(ヒルサイズ=HS135メートル)で渡部善が127メートル、渡部暁は123・5メートルを飛んで3位につけ、トップと17秒差で出た後半距離(15キロ)は途中まで3位争いに加わったが、順位を落とした。飛躍で首位に立ったエリック・フレンツェル、ビンツェンツ・ガイガーのドイツBが優勝した。

 渡部剛弘(ガリウム)山元豪(ダイチ)の日本Bは12位だった。

 ▼渡部暁斗の話 善斗が(集団から)離されたのが想定外だった。走り自体の内容は良かったが、途中から調整を兼ねた走りに切り替えた。テクニックを改善できたので収穫はあった。

 ▼渡部善斗の話 1周目でドイツの2チームについていくのに力を使いすぎた。ずっと速いペースについていくスピードが僕には出せなかった。もっとテクニックを身につけないと勝負できない。(共同)

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2018年1月13日のニュース