「正直悔しい」高梨沙羅、3戦連続表彰台も「次は大ジャンプを」

[ 2018年1月13日 13:05 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子第5戦 ( 2018年1月13日    札幌市宮の森 )

フリースタイルW杯HP女子ハーフパイプで3位となり、表彰式で笑顔を見せる小野塚彩那(右)
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 前日12日の予選をトップで通過し、復活への手応えをつかんで今年最初の本戦に臨んだ高梨だったが3位。歴代単独最多の54勝目はまたもお預けとなった。今季3度目の表彰台にセレモニーで笑顔も見せたが、インタビューでは「正直悔しい結果に終わってしまった」と無念さもにじませた。

 昨年12月17日の個人第4戦から約1カ月弱。「テークオフのインパクトが浅い感じがあるので、そこを重点的にやってきた」と振り返る。ただ、昨日12日の公式ではスキーの開きが気になっていたといい、結局本戦でも「同じような失敗をしてしまった」。1、2本目とも93メートルとまとめたが「正直納得いく内容ではなかった。自分の思うようなジャンプができなかった」と反省ばかりが口をついた。

 それでも地元の大声援を受け「きょうもたくさん応援にきてくださって。次は大ジャンプをして楽しんでもらえるよう頑張りたい」と感謝の心も忘れない。平昌五輪まで1カ月を切ったが、「金メダルを獲るために練習をしてきているので、結果を残せるように自分を高めていきたい」と最後は力強く話した。

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