元横綱・大鵬の孫 体格検査を通過 父の元関脇・貴闘力「まずは当たって押す相撲が基本」

[ 2018年1月10日 20:00 ]

国技館をバックにガッツポーズする大鵬の孫の納谷幸之介
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 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の新弟子検査が10日行われ、元横綱・大鵬の孫、納谷幸之介(17=大嶽部屋)が体格検査を通過した。

 埼玉栄高相撲部で活躍した納谷は1メートル88、166キロの堂々たる体躯。父の元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏は「体はデカい方ですよね。肩幅も広くて、いい体をしていると思う」と話した。そして「最終的には大鵬さんのような相撲になるかもしれませんが、まずは当たって押す相撲が基本。大相撲の世界に入ったからには、正々堂々とみんなが手に汗を握るような相撲を取ってほしい。記録に残るより記憶に残る相撲ですね」と門出の言葉を送った。

 また理想のスポーツ選手の姿として王貞治ソフトバンク球団会長の名を挙げ「強くなっても王さんのように、ファンを大事にする競技者になってほしい。自分一人だけで強くなったと思わず、裏方さんも大事にする力士になってほしいですね」と話していた。

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